けあナビ

サービス・もの

2023/07/10

新型コロナウイルスの影響もあり、老人ホームの面会における基本的なルールやマナーを改めて確認したいという方も増えています。

実際に、新型コロナウイルスが流行する前の面会方法と流行後の面会方法には大きな違いがあるため、しっかりと以前とは異なるルールについても抑えておく必要があるのです。

そこで本記事では、老人ホームの面会の基本的なルールやマナーなどについて詳しく解説していきます。

老人ホームでの面会方法について少しでも不安のある方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

老人ホームの面会の基本的なルール・マナーは？

老人ホームの面会にはそれほど厳しいルールはありませんが、事前の検温と体調チェックは行う必要があります。

体調に問題がない場合であっても、健康被害を最小限に抑える目的や老人ホームの入居者が不安に感じないようにマスクの着用や面会前のアルコール消毒は欠かさないようにしましょう。

また、面会時に大きな声で話したり、飲食をしながらの面会はほかの入居者に迷惑がかかる可能性があるため、マナーとして控えるといいでしょう。

新型コロナウイルスは高齢者のほうが重症化しやすいというデータがあるため、一般的な施設よりも厳重に対策されています。

厚生労働省が高齢者施設の面会について定めた「地域の感染状況に合わせて対応しよう新しい生活様式を踏まえた面会のポイント」において、高齢者施設等における面会については下記のポイントに注意するように記載されています。

・面会当日に検温の実施

・感染が疑われる場合の面会中止

・マスク着用

・アルコール消毒の徹底

・感染発生に備えて連絡先を伝える

上記のポイントが面会者に対する注意点として推奨されていますので、老人ホームで面会を行う場合にはこれらの注意点をしっかりと守ることが大切です。

また、老人ホームによっては新型コロナウイルスのワクチン接種証明書の提示が求められる場合もあるため、施設がどのような対策を行っているのかを事前に確認しましょう。

現在は、面会の制限が緩和されている施設も多くあります。

老人ホームで面会をするためには、基本的に事前に予約が必要です。

老人ホームではレクリエーションやリハビリなどの時間もあることはもちろん、不審者の侵入を防ぐという意味合いでも事前予約は欠かせません。

ですので、面会を希望する場合は老人ホームの予約方法に則って事前予約を行いましょう。

老人ホームの面会に1回あたりの面会時間に制限を設けている施設は少ないですが、面会可能な時間については施設によって大きく異なります。

例えば、9時〜19時までの時間に面接可能な老人ホームもあれば、9時〜消灯までの時間で面接可能な施設もあります。

そのため、いつからいつまでの時間帯で面接できるのかを事前に確認しておくといいでしょう。

老人ホームでは主に下記の3つの方法で面会が行われています。

・対面面会

・ガラス越し面会

・オンライン面会

今まで老人ホームの面会の多くは対面面会が行われていましたが、新型コロナウイルスが流行してからはガラス越し面会やオンライン面会の数も増えています。

中でもオンライン面会は、面会者の体調が優れない場合や、陰性証明ができない場合、さらには新型コロナウイルスのワクチンの接種が済んでいない場合など、本来であれば面会できない場合でも、zoomなどのビデオ通話機能を利用して面会することができるのです。

このように、現在の老人ホームの面会方法は多様化が進んでいるため、ご自身にあった方法を選ぶことができます。

老人ホームの面会に手土産を持っていかなければいけないというルールはないため、手土産を持参しなくてもまったく問題ありません。

しかし、せっかく面会に行くのであれば何かしらの手土産を持っていきたいと思う方も多いでしょう。

老人ホームの手土産についても厳しいルールはありませんが、お菓子などの手土産を持っていく場合には、糖尿病や高血圧などの影響で食事制限をしているかどうかを確認しましょう。

また、手土産を老人ホームのスタッフにも渡したいという方もいますが、スタッフは基本的に手土産を受け取ることができないため、スタッフへの手土産の用意は不要です。

本記事では、老人ホームの面会の基本的なルールやマナーなどについて詳しく解説していきました。

老人ホームによってもルールはさまざまですので、一概に老人ホームのルールやマナー、面会方法などをお伝えすることは難しいですが、本記事を参考に現状の面会について理解しておけば、若干異なるルールがあったとしても戸惑うことなく面会をすることができるはずです。

ぜひ本記事を参考にして老人ホームの面会方法をチェックしてみてください。