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お金

2023/10/30

老人ホーム選びをしていると「費用が高すぎる」と感じることは珍しくありません。

しかし、老人ホームによっては費用の負担を減らして入居できる場合もありますし、サービスを選択することで費用を削減することもできるのです。

そこで本記事では、有料老人ホームの費用相場や費用が高すぎる理由、対処法などについて詳しく解説します。

有料老人ホームの費用相場は？

有料老人ホームの費用相場を見るときは「月額利用料金」だけではなく、入居時にかかる「入居一時金」についても見ることが大切です。それぞれの費用相場は以下の通りです。

とはいえ、ひとことで”有料老人ホーム”と言っても、さまざまな種類の老人ホームが存在しているため、一概に費用相場を出すことはできません。

そこで、以下のそれぞれの種類の老人ホームの費用相場について以下の表にまとめました。

このように、有料老人ホームの種類によっても月額利用料金の相場は大きく異なります。特に、公営か民営かによって月額利用料金が大きく変わる傾向になり、公営の有料老人ホームのほうが月額利用料は安くなることが一般的です。

有料老人ホームの費用の内訳は以下の通りです。

このように、有料老人ホームを利用する場合には多くの費用がかかるため費用が高額になりやすいのです。

有料老人ホームの費用が高すぎる主な理由は以下の通りです。

それぞれの理由について、以下で詳しく解説します。

老人ホームの費用が大きく変わるポイントとして挙げられるのが、利用する部屋の大きさや立地による月額料金の変動です。

例えば同じ大きさの部屋を利用する場合でも、地方の老人ホームと都心の老人ホームでは圧倒的に都心の老人ホームのほうが利用料が高くなります。

このように、立地がいい老人ホームのほうが賃料などの居住費が高くなるため、立地だけで選んでしまうと費用が高すぎると感じることがあるのです。

介護付きの老人ホームでは、最低でも高齢者3人につき1人の介護スタッフもしくは看護職員が配置されるように義務付けられています。

しかし、老人ホームの中には、高齢者1人につき介護スタッフ1人のように、手厚いサポートを実施している場合もあります。

しかし、このとき「上乗せ介護費」がかかってしまうため、費用が高すぎると感じてしまうことがあります。

老人ホームのサービスの中には介護保険が適用されないサービスもあります。

例えば、通院時の付き添いや買い物の同行などを行う「横出しサービス」や、ヘアカットやエステなどの「介護美容」に該当する項目についても介護保険適用外です。そのため、このようなサービスを受ける場合の費用は全額実費となるため、高額になりやすくなります。

有料老人ホームの費用が高すぎると感じたときの対処法は以下の通りです。

家賃の安い老人ホームを選ぶ

最低限のサービスを受けられる老人ホームを選ぶ

それぞれの対処法について、以下で詳しく解説します。

老人ホームの月額利用料の多くを占めているのが家賃や管理費ですので、まずは家賃を抑えることが大切です。

先ほどもお伝えした通り、立地のいい老人ホームは家賃が高くなってしまいますので、無理のない範囲で立地については妥協すると費用を抑えることができます。

手厚いサービスを実施している老人ホームも増えていますが、そのようなサービスには当然費用がかかってしまうため月額料金も高額になります。

そのため、老人ホームを選ぶときにどれくらいのサービス加算や上乗せ介護などで料金が発生するのかを確認しておくことで費用を明確にできます。

本記事では、有料老人ホームの費用相場や費用が高すぎる理由、対処法などについて詳しく解説しました。老人ホームに加入するときは月額料金も非常に大切なポイントですが、それだけではなくサービスや立地との兼ね合いもしっかりと見ることが大切です。