「介護の最前線がわかる!読んでおきたいコラム記事」
第四回目の今回から、ソラストで活躍する『介護技能実習生』の奮闘の日々をご紹介していきます。
2017年11月。日本における介護技能実習生制度が施行されました。技能実習生制度は、日本の各分野で培われた技能、技術そして知識を、各国の開発途上地域への移転を通じ、経済発展を担う「人づくり」をすることを目的とした、国際協力推進の制度です。
開始から約2年半がたった現在、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ミャンマー・・等々のアジア各国より、約7,900名が介護技能実習生として日本で活躍しています。しかしその数はまだ、日本における全産業の技能実習生の約2%にすぎません。その背景には介護の仕事が、ご利用者様の人生に伴走し、命にダイレクトに触れる高い専門性と使命感、相手を思いやる優しさが求められる仕事であること。そしてそれを異国の地で、外国語を習得しながら取り組んでいかなければならない難しさが、大きな壁の一つになっているのかもしれません。
介護技能実習生制度がスタートした年。私たちソラストでは『技能実習生第1期生』となる12名の精鋭を、ベトナムよりお迎えいたしました。しかし初めての制度導入、日本とベトナム両国の法整備に2年半の時間を要しました。ベトナムの看護大学を卒業した12名の実習生は、その間、送り出し機関にて日本へ行くための勉強をしてきました。いつ入国できるのかわからない状況のなか、通常の3倍の時間がかかった、心待ちにしていた入国です。
きっと、相当な覚悟と、抱えきれないほどの大きな『志』を胸に、日本にやってきてくれたのだと思います。
本日はプロローグ編として、そんなソラスト介護技能実習生第1期生12名の素顔を、写真で少しだけ、ご紹介いたします。
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今後こちらのコラムでは、そんな実習生の奮闘の日々やご利用者様と過ごす時間、日本での生活や地域の皆さまとの交流、母国の家族との絆・・等々を、たくさんの生の声と実際のエピソードでお伝えしてまいります。