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[よく分かる]デイサービスとデイケアの違い|特徴・費用を徹底解説

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「デイサービス、デイケアのどちらを選べばいいの・・・・」

あなたは今、こんな悩みを抱えていませんか?

確かに、介護サービスはたくさんあり、デイサービス、デイケアの違いもよくわかりませんよね。

事実、デイサービスとデイケアでも要介護者の状態によっては、どちらに通うのがいいかは全く違ってきます。

以下の表がデイサービス、デイケアそれぞれで受けることができるサービスです。

デイサービスで受けることができるサービス内容 デイケアで受けることができるサービス内容
・体調管理
・食事や排せつの介助
・レクリエーション(機能訓練)
・昼食の提供
・入浴
・体調管理のチェック
リハビリ
・レクリエーション
・昼食の提供
・入浴

サービス内容は若干同じに見えますが、デイケアではデイサービスでは提供されない、「リハビリ」をうけることができます。

つまり、デイケア、デイサービスはサービスを受ける要介護者の対象が違うのです。

せめて、自分が面倒をみている要介護者がどっちを選ぶべきなのかを知ることができたら理想的ですよね。

そこでこの記事では、デイサービス、デイケアの違いを解説し、実際に、「デイケア・デイサービスに通う人はこんな人」というのを丁寧に解説しました。

また後半ではデイサービス、デイケアのどちらにするべきか、本当に困った人に対しての助言もしています。

この記事を読み、実際にデイサービス、デイケアに要介護者を預けることで、介護をするあなたの負担も軽減するかもしれません。

ぜひ最後まで読んでみてください。

では解説していきます。

1. デイサービスとデイケアの違いを徹底解説

では最初に、デイサービスとデイケアの特徴、費用などを詳しく解説していきます。

1-1. デイサービスとデイケアの特徴

デイサービスとデイケアはどちらも自宅から通いながら介護サービスを利用することができる施設ですが、それぞれで受けることができるサービス内容は少し違ってきます。

デイサービスの特徴
デイサービスは通所介護とも呼ばれ、デイサービスセンターや特別養護老人ホームなど、福祉施設に通って(バスなどで送迎する)、入浴、食事、機能回復のための訓練、レクリエーションを行う施設のことを指します。

デイサービスの目的は利用者が自宅で自立した日常生活をおくることができるよう支援することです。

デイサービスに通うことでこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担軽減などの恩恵をうけることができます。

デイサービスは介護をする家族の負担軽減、要介護者の社会交流をする時に利用ができるサービスです。

デイケアの特徴
デイケアは通所リハビリテーションとも呼ばれ、老人保健施設や病院などの医療施設に通って、主治医の指示をうけてリハビリなどを行う施設のことを指します。

デイケアの目的は身体機能の維持や回復、認知機能の改善、日常生活の回復です。

デイケアはあくまでもリハビリが中心の施設になります。
これがデイサービスとの最大の違いで、デイサービスは要介護者が自立して生活をすることができるようにすることが目的である施設であるのに対し、デイケアはリハビリを目的とした施設です。

デイケアには医師を駐在させる義務があり、理学療法士や作業療法士などの専門職も配置されています。

デイサービスで受けることができるサービス内容 デイケアで受けることができるサービス内容
・体調管理
・食事や排せつの介助
・レクリエーション(機能訓練)
・昼食の提供
・入浴
・体調管理のチェック
リハビリ
・レクリエーション
・昼食の提供
・入浴

1-2. デイサービスとデイケアを利用できる人を比較

では次に、どんな人がデイサービスとデイケアを利用できるのを比較していきます。

以下の表がそれぞれ利用することができる人たちです。

デイサービスを利用できる方 デイケアを利用できる方
・要介護1~5の認定を受けた方 ・要支援1~2の認定を受けた方
・要介護1~5の認定を受けた方

*ただし、デイサービスを提供する施設の中には「介護予防通所介護施設」として要支援1~2の方に同様のサービスを提供しているところもあります。
2つの施設共通で、要介護1~5の方がサービスをうけることができますが、デイサービスでは要支援1~2の人はサービスを受けることができません。
デイサービスを利用できるのは要介護1~5の認定を受けた方で、デイケアは要支援1~2の認定を受けた方と要介護1~5の認定を受けた方になります。

1-3. デイサービスとデイケアにかかる費用を比較

ではデイサービスとデイケアの費用にはどのような違いがあるのでしょうか。

デイサービスにかかる費用

対象者

デイサービス利用者負担(1割)

(1回につき)

要介護1 645円
要介護2 761円
要介護3 883円
要介護4 1,003円
要介護5 1,124円

※ 1単位=10円の場合

デイケアにかかる費用

対象者 デイケア利用者負担(1割)

(1回につき)

要介護1 667円
要介護2 797円
要介護3 924円
要介護4 1,076円
要介護5 1,225円

※ 1単位=10円の場合

サービス費用の設定 利用者負担(1割)/月
共通サービス 要支援1 1,712円
要支援2 3,615円
選択的サービス 運動器機能向上 225円
栄養改善 150円
口腔機能改善 150円

※ 1単位=10円の場合
以上の表がデイケア、デイサービスの費用をまとめた表になります。
※送迎に係る費用も、上記に含まれています。
※日常生活費(食費・おむつ代など)などは、別途負担する必要があります。
(厚生労働省 介護サービス情報公表システム 参考)

デイケア、デイサービスの対象者を比較してみるとほとんど金額は変わらないことがわかります。

対象者 デイサービス利用者負担(1割)

(1回につき)

デイケア利用者負担(1割)

(1回につき)

要介護1 645円 667円
要介護2 761円 797円
要介護3 883円 924円
要介護4 1,003円 1,076円
要介護5 1,124円 1,225円

※ 1単位=10円の場合

2. デイサービスとデイケアは通う人はこんな人

ではあなた、もしくはあなたが介護をしている要介護者はどちらの施設に通うべきなのでしょうか。

解説していきます。

2-1. デイサービスは在宅介護と並行して利用する介護サービス

デイサービスは先程でも説明したように、要介護者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送れるように支援する施設です。

例えば、デイサービスに通う人の中には以下のような特徴を持った人がいます。

・要介護者2に認定され、自宅にこもりきりで、家族以外と交流をもてるように通う方
・要介護1に認定され、一人でなかなか入浴をすることが大変な方

通いでの介護サービスになるので、施設に預けるよりも安く介護サービスをうけることができます。

また、介護者にとっても土日などにデイサービスを利用することで、介護から離れ、体を休めることをできます。
普段は在宅介護をしていて週2~3日でデイサービスを利用するというケースがよくあります。

介護者はデイサービスをうまく活用することで、上手に介護をすることができます。

2-2. デイケアはリハビリの必要がある人が通う

先ほど説明したように、デイケアは要介護者が自身の生活機能向上のために、機能訓練や口腔機能向上サービスをうけることができるリハビリステーション施設です。

要支援1~2、要介護1~5に認定された方、さらにそのなかでも持病を抱え、リハビリをする、治療をする必要がある人が通う施設となります。

例えば、デイケアに通う人の中には以下のような特徴を持った人がいます。
・要介護3で、認知症の初期症状が発覚し、医者からデイケアに通うことを進められたという方
・要介護2で階段から転げ落ちて、足を骨折してしまった方

デイケアに通うことで身体機能の維持や回復、認知機能の改善などが期待されます。

3. どちらがいいか不安であれば担当ケアマネージャー、医者、地域包括支援センターに相談をする

デイサービス、デイケアの特徴、違いを理解することができたものの、デイケア、デイサービスのどちらにしようか不安な方は要介護者の担当ケアマネージャーもしくは担当の医者、担当がいなければ地域包括支援センターに相談するようにしましょう。

ケアマネージャー、医者、地域包括支援センターの人たちは介護・医療分野のプロたちです。自分または要介護者の状況を判断し、デイサービス、デイケアのどちらに通うべきかを教えてくれます。本当に困った時は相談するようにしましょう。

*要介護者によってはデイケア・デイサービスの通いのサービスではなく施設で介護サービスをうけたいという方もいます。そんな時は要介護者の意見も尊重しつつケアマネージャー、医者、地域包括支援センターに相談し、選択をするようにしましょう。

4. まとめ

いかがだったでしょうか?

デイサービスは要介護者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送れるように支援する施設です。
デイケアは要介護者が自身の生活機能向上のために、機能訓練や口腔機能向上サービスをうけることができるリハビリステーション施設です。

それぞれの違いをあたまにいれ、プロフェッショナルに相談しつつ、要介護者にあったサービスを選ぶようにしましょう。

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