セカンドオピニオンを受けるか迷っている。。。
セカンドオピニオンのデメリットってある?
現在の治療法に不安がある。。。
このような悩みや疑問を抱えているのではないでしょうか?
セカンドオピニオンとは、患者が納得のいく治療法を選択するために、担当医とは別の医師に第二の意見を求めることです。
担当医の変更や転院をイメージされるかもしれませんが、ほかの医師に意見を聞くことが本来のセカンドオピニオンです。
この記事では、メリットやデメリット、注意点などをご紹介します。
目次
1.セカンドオピニオンとは
セカンドオピニオンとは、患者が納得のいく治療法を選択するために、主治医とは別の医師に第二の意見を求めることです。
セカンドオピニオンと聞くと、主治医の変更や転院をイメージされるかもしれませんが、ほかの医師に意見を聞くことが本来のセカンドオピニオンです。
セカンドオピニオンを受けることで、新たな治療法の発見や病気のより深い理解に繋がるでしょう。
2.セカンドオピニオンのメリット
2-1.納得のいく治療法を選べる
セカンドオピニオンによって、新しい治療法が見つかる可能性があります。
また、現状考えている治療法のメリットやデメリットなど、主治医とは別の視点から意見をもらえるかもしれません。
また、新たな治療法が見つからなかったとしても、納得して現在の治療法を選択できるでしょう。
2-2.誤診の回避
いきなり重大な病気と診断された場合、本当なのかと不安になるかと思います。
このような不安を取り除くためにも、セカンドオピニオンは有効です。
不安を取り除くためにも、複数の医師から診断を受けることで、誤診の心配も少なくなるでしょう。
3.セカンドオピニオンのデメリット
3-1.経済的負担
セカンドオピニオンは、30~60分で設定され、2~5万円ほどかかることが一般的です。
必ず良い意見が得られる訳ではないため、少し高額に感じてしまうかもしれません。
3-2.治療の遅延
セカンドオピニオンを探している期間は、治療が始められないこともあります。
治療が遅れてしまうと、病状の悪化に繋がりかねません。
病気が進行している場合は、治療を最優先させることも大切です。
4.セカンドオピニオンの注意点
4-1.セカンドオピニオンの対象とはならない場合も
セカンドオピニオンの対象とはならない場合もあります。
以下のような場合は、セカンドオピニオンの対象となりません。
・主治医の了承を得られていない
・医療ミスについての相談
・現状の治療が正しいかの判断
・亡くなっている方の相談
等
4-2.現状の担当医のもとで治療を受けることが前提
セカンドオピニオンは、現状の担当医のもとで治療を受けることが前提です。
もちろん、治療法が変わる場合など、セカンドオピニオンの病院に転院することもあります。
しかし、現状の担当医と診断内容を報告し話し合ったうえで、そのような決定がなされます。
5.必要なものと受診までの流れ
5-1.必要なもの
セカンドオピニオンを受ける際には、一般的に以下のものが必要になります。
・申込書
・相談同意書(代理の場合)
・診療情報提供書(紹介状)
・診断情報
5-2.セカンドオピニオンの流れ
5-2-1.セカンドオピニオンを受けたい病院を探す
まずは、セカンドオピニオンを受けたい病院を探しましょう。
セカンドオピニオン外来と呼ばれるシステムを導入している病院では、受診方法や費用などが事前にわかります。
2~3か所ほどピックアップすると良いでしょう。
5-2-2.主治医に相談をする
続いて、主治医に相談をしましょう。
その際、セカンドオピニオンを受けたい理由を箇条書きで書き出しておくと良いです。
主治医からの了承が得られれば、紹介状などをもらいセカンドオピニオンを受けます。
5-2-3.セカンドオピニオンの病院を受診する
主治医に相談をしたとき同様に、聞きたいことは箇条書きでまとめておきましょう。
また、1人で受診するよりも、信頼できる人に同伴してもらうことをおすすめします。
5-2-4.主治医にセカンドオピニオンの内容を伝える
セカンドオピニオンの内容は、必ず主治医に伝えましょう。
新しく提案された治療法などがあれば、主治医と今後の治療方針を再検討します。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
セカンドオピニオンとは、患者が納得のいく治療法を選択するために、前条の担当医とは別の医師に第二の意見を求めることです。
セカンドオピニオンを受けることで、主治医に良くない印象を与えてしまうと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
セカンドオピニオンを受けることで、新たな治療法の発見や病気のより深い理解に繋がるでしょう。